不当解雇は身近なリスク

決して好景気であるとは言えない日本経済。もちろん、不況下でも業績を伸ばし続け、連続して利益を増やし続けている企業も中にはあります。
しかし、誰もがその名を知るような大企業でさえも大規模な人員削減を行う時代です。企業は業績が厳しい状況が続き、会社として存続が危ぶまれることとなれば、残っていくためにも解雇をします。

また、このケースに限らず、会社の方針等により解雇をされてしまうケースもあるでしょう。もう誰にとっても、解雇は身近なリスクと言えます。ひいては、不当解雇についても絶対に遭わないなんてことは言えないのではないでしょうか。不当解雇にどう備えていくか、実際にそうなった場合の対処法はどうすれば良いのか、こちらのカテゴリーを通じて考えてみましょう。

解雇を案じるなら知ることが一番

「解雇になったら怖いな」「生活はどうすればいいんだ」、と案じているだけでは、何かが起こった時に立ち向かうことは出来ません。ですから、やはりある程度の知識を得ておくことが大切です。
例えば、働き手側を守ってくれる法律として労働基準法をご紹介しました。これらを知ることも、一助になるでしょう。

加えてさらに確認したいのは、自分が勤めている会社の就業規則です。どのような条件で働き、どのような時に会社は従業員を解雇することができるのか、等をまとめたものです。この就業規則は、入社の時にハンドブック等として一人ひとりに渡される時もあれば、会社の棚にファイリングしておいてあったり、従業員が共有しているパソコンを通じてネットで見れるというケースがある等、会社によってどこで見れるかは異なります。入社した時に貰って以来、一度も開いたことはない、なんてことはありませんか?もしそうなら、一度確認しておくのも良いでしょう。

また、当然のことながら自分自身の与えらえた仕事をまずはきちんとこなすことです。会社が業績不振になって人員整理をしなくてはならない時、それが正当な手順と理由により行われれば撤回を求めるのは難しいと言えます。だからこそ、まずは自分の仕事を全うしていくことも大切でしょう。万が一を見据え、どこでもやっていけるようなスキルを身に着けることも良いかもしれません。とりあえずこれらは、事前に備えをすることができればやっておいた方が良い、という余談です。次のページでは、実際に不当解雇となった場合の対処法をご紹介していきます。